投資の教科書

株式投資20年の投資家が語る 絶対に知っておくべき投資の真実

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不可解な金利の低下。どちらかが間違っている!

 

 前回投稿から、かなりの時間が経ってしまった。この間、ただ寝ていたわけではない。アベノミクス相場が一段落したので、少し相場を休んでいたのだ。
 そろそろ、市場が動き出しそうなのだが、現在の膠着状態はしばらく続くかもしれない。ということで、今回はそんな話題。

 市場では、米国株が一旦調整して、円高になると予測する投資家が多かった。それにともなって日本株も大きく下げれば買いのチャンスなのだが、なかなか米国株が下がらない。その間に、日本株はダラダラと下落するという非常によくない展開になっている。

 それにしても、このところの日米の金利の動きは何とも不可解である。特に不思議なのは米国である。
 一般的に金利はその国の名目成長率に収れんしてくる。米国経済はいろいろと問題はあるが、世界で唯一、景気回復が順調に進んでいる地域である。FRB(連邦準備制度理事会)も、こうした経済情勢を反映して、量的緩和の縮小に踏み切ったのである。

 当初、量的緩和の縮小をうけて米国の金利は上昇したが、その後、じわじわと下落。3%近くあった金利が現在では2.5%程度になっている。



 教科書通りに解釈すると、市場は米国経済の今後をあまり楽観視していないということになる。確かにいくら米国のファンダメンタルズが好調といっても、中国をはじめとする新興国の景気が失速し、欧州がなかなか回復軌道に乗らないという状況を考えると、成長率の予測が下振れするのはやむを得ないかもしれない。

 だが、金利の低下にも関わらず米国株は堅調である。米国では5月に株価が下がりやすいというジンクスがあるが、その5月も、そろそろ終わろうとしている。このままいくと、サマーラリーに突入してしまいそうな勢いだ。

 だが金利と株価がアベコベの動きをしている時には、やはりどちらかが間違っている。米国も、全世界的な成長鈍化の影響を受けて、結局株式は一旦調整するのか、それとも金利の方が修正され上昇していくのかのどちらかである。

 今から投資する人にとっては、一旦米国株が下がってくれた方が、好都合である。最適な買いのチャンスが得られるからだ。だが押し目待ちに押し目なしという諺もある。タイミングを待ってばかりだと、チャンスをモノにできないかもしれない。

 だが今回の局面では、やはりもう少し様子を見た方がいいような気がする。米国株安、円高、日本株安となれば、日本株の投資家にとっても、米国株の投資家にとっても、これほどよい投資タイミングはないからである。

 もしこのまま両方の株価がスルスルと上がってしまったら、その時は、まあ許してくれ。

【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
なぜあなたは出世できないのか?
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品ガイド
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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