投資の教科書

株式投資20年の投資家が語る 絶対に知っておくべき投資の真実

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天才でも強運でもないフツーの投資家がすべきこと(前編)

 

 このサイトでは最近「こんなヤツは株なんかやめてしまえ」のトーンが続いていたが、それには理由がある。

 第1回で投資をするには心構えが大事だと言ったが、毎回「おまえなんか株はやめてしまえ」とか、こういうヤツもダメ、ああいうやつもダメと言われてへこたれているようではダメなのだ。一方、この物言いが「上から目線で気に入らない」と逆切れしたりするのもダメだ。

 投資には胆力が必要だ。まだ投資を始めたばかりの人にはないかもしれないが、投資でうまくいかないと、腑が浮き上がってくる(ような感覚にとらわれる)ことがある。ここでヤケを起こしたりすると多くの場合失敗する。なんとか踏ん張り、堪える胆力が必要なのだ。

 で、単にダメなものをダメと率直に言っているだけだから、胆力をつけるためにも、この程度の暴言はグッと受け止めてね、ということなのだ。

 もうちょっと言うと、へこたれたり逆切れではなく、自分が上から目線になって聞き流している人もダメ。これをやっていいのは天才や強運の人だけだ。この人たちは、これを読んで「下々の投資家は大変だねー」と笑っているだろう。でも仕方がない。別世界の人なのだから。

 多くの人は天才や強運の人たちとは違う、下界にいるのだから、フツーの投資家がすべきことをしないといけない。

 ただ、あれもこれもダメ!ばかりでも飽きるだろうから、これまでのダメダメトーンからは一転して「すべきこと」を挙げてみたいと思う。

「いつ何に投資すべきか」がわかるようになるには?
 何に投資をすればよいか、は時代によって変わる。投資をしないほうがよいときもあったりする。この「何に投資をすべきか、いつすべきか」がわかるようになるには、当たり前だが、勉強と経験が必要だ。

 経験というのは、いつ投資すべきかのタイミングをつかむために必要だ。投資で儲けるには安く買って高く売らなければならない。

 というと、タイミングが重要なのは短期投資のときだけでしょ、と思う人が多いだろう。しかし、そうではない。長期・短期に関係なくタイミングは重要なのだ。

投資のタイミングは長期・短期どちらでも重要
 長期の配当目的の投資でも安く買わなければならないのは同じだ。短期投資のように短い期間で究極的な安さを求めるのとは違うが、配当が目的だとすると、その利回りを考えなくてはならない。

 一度高く買ってしまったら、低い利回りがずっと続くのだ。その利回りは確定で、もう二度と取り戻すことはできない。だから、少し長い目で見て安く手に入れる(=高い利回りを確保する)という難しい課題に挑まなければならない。

 このタイミングをつかめるようになるには、地道に経験を積むしかない。経験というのは、毎日毎日マーケットの動きを見ることだ。売り買いの動向を常に追っていると、売り物・買い物の量や出方などで、そろそろ上がるか下がるかという相場の変わり目がおおよそわかるようになってくる。ただ、その感覚が掴めるようになるまでの期間が短くて済むかどうかは人によるだろう。

本気で投資をすると冷静な判断ができなくなる
 言わなくてもわかるだろうが、経験とは、相場を見るだけではなく、投資をすること、つまりある程度のお金を出すことが前提だ。

 ある程度というのは、なくなってもよい程度の金額ではなく、投資に回せる分全額だ。そうでないと、本気にならない。本気で投資をすると、確実に冷静な判断ができなくなる。そう、腑が浮き上がってくるのだ。ここで踏ん張る力、胆力が必要になってくるのだが、その力もまた経験によって付いてくる。

 フツーの人にとってはある程度自分を追い込まないと、まったく経験にはならないのだ。と言うと単に煽っているだけになってしまうが、別に煽りたいわけではない。そこまでするかしないかはもちろん自分で判断すればよいのだが、本気度は上げないとなかなか身に付かないということは頭に入れておいたほうがよい。

 次に勉強についてだが、これは闇雲に知識を身につけろということではない。むしろ知識は要らない。その意味でイメージしているような勉強ではないかもしれない。ということでこちらは次回に。

【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
なぜあなたは出世できないのか?
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品ガイド
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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