投資の教科書

株式投資20年の投資家が語る 絶対に知っておくべき投資の真実

*

安くておいしい店が見つけられる人は投資もうまくいく 

 

  お金を殖せる人は、無駄なものにはお金を払わない、本当に必要なものや価値あるものだけにお金を使う、など何らかのポリシーがあるものだ。

 わかっていてもできない、行動に一貫性がないなど、なかなかうまくいかない人がほとんどだろうが、投資で成功している人はほぼ必ずと言ってよいほど、確固たるポリシーがありそれに基づいて行動している。投資で成功する秘訣はここにあると言ってもよい。

「コストパフォーマンスが高い」とは?
例えば普段、外食をするときに選ぶお店について考えてみよう。同じ値段を出すとして、

 A. コストパフォーマンスのよい店
 B. コストパフォーマンスの悪い店

のどちらを選ぶか。

 おそらくすべての人がAと言うだろう。しかし、意外とBを選んでいる人が多いのも事実だ。これは、コストパフォーマンスのとらえ方が違う、本当によさが分からないなど要因は色々だ。

 店が汚い方が味があってよい、店のオヤジが無愛想で客に文句を言うのをなぜかありがたいと思う、サービスが手厚いと緊張してしまってイヤだ、などの理由でBを選ぶ人は少なからずいる。

 例えば「雰囲気のよい店」とは「店員の感じがよくてきれいな店」という人もいれば「汚くてオヤジが無愛想な店」という人もいるわけだ。有名であれば味などはどうでもよいと思う人もいる。

 この場合、その店に行くこと自体が自慢でありそこにお金を払う価値がある。コストパフォーマンスの良し悪しと言っても、「パフォーマンス」とは人それぞれ、価値観の違いというヤツだ。

価値観を取り違えるな
 しかし、コストパフォーマンスを求めるということが、「本当に」価値のないものにはお金を払いたくないという価値観からくるものだと仮定すると、例えば有名店ということしか売りがない店に高いお金を払って何度も足を運ぶことや、まずくて汚い店にそれほど安くないお金を払うことは、本当にパフォーマンスを考えた行動とはいえない。

 「コストパフォーマンスがよい」は「本当においしくて、サービスが行き届いていながらしかも値段が安いこと」を否定する人は誰もいないだろう。

 投資というのはこのお店選びとよく似ている。コストパフォーマンスのよい店を見つけるのは実は大変なことだ。味とサービスは実際に足を運んでみなければわからない。そして本当に味覚がすぐれていなければが味の良し悪しすらわからない。

 店の看板や行列や雑誌などに左右されてもいけない。それ以前に、何度も言うが真にコストパフォーマンスがよいとはどういうことかをわかっていないといけない。

投資の目的をはっきりさせる
 店選びと投資を対比させるとおおよそ次のようになる。

 ●真のコストパフォーマンスがわかる=投資のスタンスがはっきりしている

 ●店に足を運ぶ=トレーニングが必要

 ●店の看板や行列や雑誌などに左右されない=情報収集をしっかり行い自分の眼で商品を選ぶ

 店選びだけでなく、普段の行動も同じだ。「目的に合った行動をとる」ためには自分の価値観をシッカリ持たないと行動がぶれてしまう。投資行動だけが特別なものではないのだ。

  とはいっても、そうそう計算通りに行くものではない。少なくとも目的をはっきりさせて、具体的に目標をたて、意識して行動するように心がけたい。目的さえはっきりすれば、どのくらいのお金が必要で、どのように投資をしたり、節約をしたり、行動すべきかなどがおのずとはっきりする。

  さて、心構えはこのくらいにして、ではなく投資で資産形成するには1に心構え、2に心構え、3に心構えだったりする。心8割、技2割といった感じだろうか。


【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
なぜあなたは出世できないのか?
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品ガイド
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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